On-vehicle tire testing service

drop Japan株式会社

 

タイヤ、好きですか?

 

本日は弊社ホームページにアクセスいただきまして、誠にありがとうございます。

偶然なのか、タイヤに興味があって訪れて頂いたのかはさておき、弊社紹介を簡単にさせていただこうかと思います。とはいっても、なかなかHPだけでは伝わらない部分があると思い、インタビュー形式の紹介文を用意してみましたので、そちらを読んでいただくことで雰囲気も伝わればと思っております。では、ご興味の湧いた方はどうぞ。

2020年12月31日 drop Japan株式会社事務所にて

はじめまして、インタビュアーの大竹と申します。本日はdrop Japan株式会社様の概要についてお伺いいたしたいと思います。2018年の12月に設立されて今月で約2年が経つと思いますが、まずは事業内容からお聞かせ願えますか?

事業内容ですね。実際のところ、いろいろと幅広くやっていこうと模索中ではありますが、現在の主な事業としては自動車用タイヤのテストを実車を使って実施する会社です。皆様にはあまり馴染みがないかもしれませんが、タイヤメーカーやカーメーカーはタイヤの開発段階において、タイヤの性能テストを実車で実施し、タイヤをチューニングして最高の状態に仕上げてから商品として販売しております。そういうようなタイヤの実車性能テストをしている会社です。

なるほど。そのようなテストを経て、車としてタイヤとして商品化されているわけですね。drop Japan株式会社はそのようなタイヤテストを実施していると・・・しかし、テストはタイヤメーカーやカーメーカーで行われているのであれば御社でテストする目的は何でしょうか?

タイヤメーカー、カーメーカーは世界中に沢山あってすべてのメーカーが社内だけでテストを完結出来るわけではなく、また社内で処理しきれない量のテストを協力会社にお願いする場合もあり、そういうメーカー内だけでは処理しきれない部分のテストをサポートしているのが現状です。

そういう需要があるのですね。実車のタイヤテストときくと難しそうな印象を受けますが、どんなことをするのでしょうか?

実車でのタイヤテストは大きく分けると2つに分けられます。まずは機材を使用して数値を測定する試験、もう1つは人間の感覚を使って性能を評価する試験に分かれます。前者は適切な機材選定、測定する現象の明確化、正確な運転技術などが求められます。後者は感覚を特別に鍛えられたドライバーのみが実施できる試験になりますね。弊社では両方をご提要することが可能です。

実車のテストを聞くと、レーサーのような方々をイメージしてしまいますが、合ってますでしょうか?

まあ、レーサーと全く共通点がないわけではないですが、実際のテストの大半はかなり地味で地道な感じですよ。みんなが車に乗るような状況+αみたいなレベルで車に乗ってテストをすることがほとんどです。

そうなのですね。ほかにdrop Japanで提供しているサービスはあったりするのでしょうか?

聞いていただいてありがとうございます。まずは弊方のバックグラウンドを説明させてください。大学では機械工学を専攻しておりまして、卒業後は大手電気メーカーに就職して業務用冷蔵庫の設計に4年携わっておりました。そこでは設計だけでなく、商品販売にかかわるほぼすべてのことに参加させてもらっておりました。そのあと、某タイヤメーカーに転職して約12年間、主に車上実験部隊のエンジニアをやっておりました。その途中で、研究開発寄りの部署も経験させていただき、タイヤ性能試験に関しての知識を構築させていただきました。2018年に独立し、現在の会社を設立、やはり一番経験の長いタイヤ性能試験を事業軸としておりますが、過去の経験やスキルをすべて活かし、タイヤの加工、車の試乗会のデモンストレーション、タイヤ評価ドライバーのトレーニングなどもサービスとして提供しております。また、今後は車関係の撮影や、新たなサービスを提供していく予定であります。近い将来、車、タイヤ、各種加工、撮影などを絡めた新しいサービスを提供できればと考えております。

試乗会などのサポートもなさっているのですね。実際どのような仕事になるのですか?

新しいタイヤや車を招待したディーラーやお客様に紹介するのが仕事ですね。そして、その合間にソフトクリームを提供します!

ソフトクリーム!?そんなことまでやってるのですか??ドライバーまったく関係ないじゃないですか?

ごめんなさい、嘘つきました(笑)ただ、イベントに出たりしてますと、美味しい食べ物のケータリングとかして参加者の方々に喜んで貰えたら楽しいイベントになるのではないかと思い、自分もそういうのもやりたくなりまして、昔から大好きなソフトクリームを作ってイベント会場で出してみたいなぁ、なんて野望があります。世界一美味しいソフトクリームを売りたいですよ、近い将来。

(なんだが意味が分からないヤバい人と会社・・・)

そっ、そうなですね。

あと、車の撮影のドライバーなどもする機会がありまして、撮影も自分でやったら面白い映像が撮れるのではと思って、最近ドローンも始めました。近々撮影と映像編集なんていうのも出来るようにして、撮影もできるドライバーになろうとしてます。イベント、撮影で大活躍!みたいな。良くないですか?これからは1人でマルチに。

なんだかいろいろと妄想が広がっているようで・・・ところで、なぜdrop Japanという社名を付けたのでしょうか?

うーん、なんとなく。

うそーーん?!なんか意味あるでしょ?

言っておきますが、長いですよ。やっぱりドライバーとか車、タイヤなんていうと、ドライブなんとかとかドリフトなんちゃらとかがパッと思いつくのですが、それはベタで嫌だなーと(笑)漫画はそれほど見ないのですが、車関係の漫画は湾岸ミッドナイトが好きで、イニDも初期だけは見てて、ふとイニシャルはDだよなとか思い込み、Dで始まるお洒落な英単語を探してたら、”Drop”という単語にヒットし、響きも気に入り、小文字の”drop”にして今風で良いかなと決めました。さらに、一滴のしずくをイメージしてもらえれば、小さなしずくでも水面に落ちれば波紋が広がるじゃないですか。自分みたいな力もない小さな1人でも、日本のタイヤ業界をザワつかせることくらいはできるのではないかという思いも込めてます。閉塞された日本のタイヤ業界に一石を投じるように。んで、もう一つの最後の意味がありまして、”disclose a real on-vehicle performance”の頭文字も表してます。タイヤの本当の車上性能を発信したいなという思いです。いつか日本の市場に出ているタイヤの横並び車上性能評価試験をやって、その結果を世に出したいんですよね。面白くないですか?例えば、これから買おうとしているスタッドレスタイヤの性能がわかれば、★いくつみたいな曖昧な指標じゃなくて、ガチンコ勝負の結果を知っていたら、もっとタイヤ選びが楽しいし納得してお金を払えると思うんですよ。そして、日本のタイヤ業界の活性化に繋がるかなとか。海外はそういうテストを専門の機関がちゃんと?テストして消費者がその結果をもとに納得してタイヤを購入しているんですね。日本は消費庁のおかげで他社比較結果を開示することが難しく、メーカーもそういうのは出してないです。当社比何%アップみたいなのしかないですよね。自分は会社を辞めるときに何が出来るか、何がやりたいか、何が面白いかを考えていて、タイヤの性能評価結果を発信してみたいと思ってました。タイヤ性能評価結果の開示を志とし、それを忘れることのないように社名に取り込んでみました。

(長い・・・)そうですか。あと”Japan”は?日本人だからですか?

あっ、忘れてました。基本海外タイヤメーカーとの仕事をターゲットにしてまして、その時にJapanとかが付いているほうが海外の人にわかりやすくて、信用も得られやすいという弊社顧問からの助言を信じて付けときました。dropだけよりdrop Japan株式会社のほうがゴロがいいですしね。そんな感じで、drop Japan株式会社といたしました。

先ほどタイヤの横並び評価の話をされてましたが、本気ですか?

マジです。やります。なんとしてでもやります。お金かかるけどやります。誰かに喜んでもらえると信じて・・・

と、いろいろと聞いてきましたけど、そろそろ一人二役インタビー形式の茶番劇に限界が・・・なぜこんなホームページになったのでしょうか?

会社設立後、雰囲気でHP作ってみたのですが、お洒落なページ作る技術もセンスもなく、普通のよくあるつまらないHPになってるし、そもそもお洒落なページ作ったところで仕事来ないだろうし(笑)ごちゃごちゃしたHPも嫌いですし、もっと簡単にわかりやすく会社の説明するには?みたいなのを考えてやったらこうなりました。あとはこんな奴がやってる会社感がHPに出てて、それを気に入って仕事をくれる方々がいたら、楽しく仕事が出来そうだなと思い、その答えがこれですね。今までお世話になってきた方々にも、そういえばそういう人だったかも。なんて思い出してもらえれば幸いです。

最後まで読んでいただいた皆様、今後の展開や弊社の活動はインスタ、ツイッター、このHPのブログを頻繁に更新することで出来る限り発信していきますので、ぜひ。Youtubeは準備中ですが近いうちにオープンさせようと思います。

そして真面目に実車テスト(タイヤだけでなく車関連のテストであればご相談いただければ、幅広く対応させていただきます。)を依頼してくださる企業様、お待ちしております。このHPやSNSは面白おかしく続けて行きたいと思いますが、車上試験に関しては技術、知識および経験を最大限に活かして取り組むことをお約束いたしますので、安心してお任せください。

drop Japan株式会社

代表取締役 大竹 洋介